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リフォームお役立ちコラム

【今更聞けないお悩み&疑問】第一弾「職人さんとの接し方」

リフォームといえば、お世話になるのが職人さん。がしか〜し!「どう接するのが正解かわからない」という人は多いのでは?

そんな、誰に聞いたら良いか分からない(ましてや本人には聞けない)お悩みや疑問を解決してしまおう! というシリーズ第一弾。

今回は職人歴25年の寅さんに、直撃インタビューしてみました!

 

 

ポイント1 お茶出しの習慣は時代とともに変化中

編集部:今日はお忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いします!早速ですが質問に入りますね。

そもそも、職人さんへの「お茶出し」ってアリなんでしょうか? ナシなんでしょうか?昭和世代の私は、親から「職人さんは10時と3時に休憩するからお茶を出すのが常識だ」などと口うるさく言われて育ったもので…。でもお金を払って依頼しているわけだし、周りでは出していない人も多くて。

寅さん:かつては庄屋など商売をやっているところが、住み込みで働いている従業員に店の修繕なんかをやらせていて、時間になると「まかない」としてお茶や食事を出してたんだよね。その名残で職人には10時・12時・15時にお茶を出すのが常識っていう流れになったわけ。

編集部:なるほど〜。そういう歴史的なことが関係していたんですね。今でも職人さんは同じ時間に休憩するんですか?

寅さん:いや、そうできればいいんだけど、例えば次の工程を急いでやらないと接着剤が固まっちゃう! とかあるわけよ。そうなると、お茶なんてしてる暇ないよね。最近は人手不足でスケジュールがキツイ場合も多くて、とにかく早くその現場を終わらせて次の現場に行くこともあるから。

編集部:となると、お茶は出さない方がいいんでしょうか?

寅さん:今はどこにでもコンビニがあるし、職人は飲み物を持参することが多いね。出さなくても「ケチ」とか「気が利かない」なんて思わないよ(笑)。ただ「好きな時に飲んでくださいね」とペットボトルでもらうとありがたいかな。時々、100均に売ってる発泡スチロールのクーラーボックスに入れてくれるお客さんもいるよ。

編集部:お茶うけはどうですか?

寅さん:大袋のポテトチップスとか煎餅は正直「開けちゃって残したら悪いな」と遠慮しちゃう。できれば小袋で分かれてると助かります!

編集部:これまでに、出されてちょっと困っちゃったな〜という経験は?

寅さん:あるある! ラーメン!「カラダ使うからお腹すくでしょ? これくらいいけるわよね!」と、おやつにラーメン出されました(笑)職人だからって、そんなに食べないですから! しかも腹一杯になりすぎると動けないよ。お気持ちだけで充分です。

ポイント2 見学や写真撮影は度を越さない程度がマル

編集部:次に多いお悩みが「職人さんに話しかけてもいいの?」というものなんですが。

登さん:作業内容についてなら、むしろコミュニケーションは密に取りたいよね。ここに設置するよう言われているけど、本当にここでいいですか? とか、お客さんとしても「本当はこの方が便利なのよね」なんてこともあるじゃない。ぜひ遠慮せずに声をかけてほしいです。

編集部:確かにそういうのありますね! 現場で融通をきかせてもらって、より満足な仕上がりになったことがあります。ちなみに、作業をじ〜っと見つめたり、写真を撮ったりするのはOKですか?私はDIYが好きなので、職人さんのワザに興味津々なんです。

登さん:そうねえ、あまりにも至近距離に来られると工具を使う関係上アブナイから、距離感は考えてほしいけど。離れて見ていたり、ときどき近くで見るぶんには構いませんよ。写真も、ひとこと断ってもらえれば問題ない。ビフォア・アフターは私たちにとっても参考になりますし。ただ、やたらとパシャパシャ撮るお客さんは、後々クレーマーに豹変することがなきにしもあらずで、内心警戒することもあるな(笑)。

ポイント3 作業中は自由にリラックスしてください

編集部:案外多いのが、職人さんと二人きりになるとドキドキしてしまうというお悩みです。

マサさん:え! 奥様たち、そんなにドキドキしてくれてるんですか♡

編集部:いや、そういう意味じゃなくて…。職人さんて男性がほとんどで、しかもたいてい初対面ですよね。工事は平日の昼間、主婦が一人で留守番している時間帯が多いと思うんです。家が狭いマンションなんかだと、二人きりで気まずい思いをするらしいんですよ。

マサさん:あ〜なるほど。そういう人は別の部屋で家事や仕事をしていてください。私たちが作業しているのと同じ部屋でテレビ観ながらゴロゴロしてる方もいるくらいなんで、気にしないでください。

編集部:ホントにいいんですか!?職人さんが一生懸命仕事しているのに、ご飯食べたりテレビみたりするのは悪いかな〜なんて思っちゃうんですけど。

マサさん:問題無いです。むしろ喋りながら作業できない職人もいるので、家主さんが自由にしてくれている方が気楽かも。ただ、外出は出来るだけしないで下さい。もちろん長い付き合いのお客様で、ちょっとそこまで買い物にということはあるんですけど、基本的には在宅をお願いしています。何か事件や事故があった場合、お互いにとってマイナスですからね。良い関係を築いていくためにお願いしています。

 

ポイント4 職人さんと仲良くなる究極のひとこと

編集部:では最後に、これは結構みなさん知りたい事だと思うんですけど、職人さんが言われたら嬉しい「究極のひとこと」ってありますか?

寅さん:やっぱり仕事に対して評価してもらえた時が一番嬉しいので「丁寧にやってもらえて良かった」とか「また次もお願いしますね」という言葉ですね。あとでこっそり会社に「○○さんの仕事ぶりは素晴らしい」ってメールやお電話をしてくれてもいいですよ〜(笑)次回のご指名も大歓迎♡

編集部:もうひとついいですか? 良い職人さんの見分け方ってあります?例えば、ここをチェックすれば職人さんの良し悪しが一目瞭然!みたいな。

寅さん:あります。1つめは、作業着がキレイな人。2つめは、仕事に使っている車が整理整頓されている人。この2つをクリアしていれば、かなりいい感じです。お客さんの大事な家の中を動き回るんだから、着ているものがあまりにも汚れているのは論外だよね。仕事の丁寧さや気配り度が現れる部分だと思うよ。車が整理整頓されているというのも、作業効率に関わるので大事。道具類をいつでもサッと取り出せて、常に同じ場所に収納されているって重要です。車のダッシュボードにゴチャゴチャ物を置きすぎている人も要注意。運転していて危ないしね。でもこんなこと言ったら、同業者からバッシングされそう。。。(笑)

編集部:最後に職人さんといいお付き合いをするための、とっておきのコツがあれば教えてください。

寅さん:職人だからといって身構えず、普段みなさんが人付き合いをしているのと同じ感覚で大丈夫ですよ!ただ、施工後しばらく経ってから「近所のお友達に言われたんだけど、やっぱりあっちの色の方が良かったかも…」とか言われると、「え〜!? あんなに気に入ってくれたじゃないの〜!」とガックリきます。ぜひ人の意見に左右されず、ご自身の選択に自信を持って頂きたいですね。

あとは、こちらから提案したプランや見積りで、気持ちよく決めてくれたりすると「だったら少し値引きして差し上げようかな」という気持ちになります。何度も足を運ぶ手間や労力を省いて下さった訳ですし。やっぱり血の通った人間同士なので、相手を思いやり気遣うことが大事なんじゃないかな。

編集部:有難うございました。モヤモヤしていた疑問がすっきり解決しました〜。

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