横浜のリフォーム会社。横浜ホームスタッフ

リフォーム事例

昭和感漂う築45年以上のマンションをフルリノベ。目指したのは「吉祥寺女子」に刺さるような今っぽいレトロハウス

こんにちは。齋藤です!

今回僕がご紹介するのは、横浜市南区にある築45年以上のお部屋のフルリノベーション。

 

オーナーさんからは

「できれば高齢の方ではなく、若い方が入居してくれるような部屋にして欲しい」

「でも予算内で」というオーダーを頂いたので、

まずは明確に「どんな人が住むか」を想像しターゲットを絞りました。

 

そして狙うは「感度高めな30代『吉祥寺系女子』」と決定!

そう決めたからには決してダサくなってはいけません。

 

『吉祥寺系女子』は服が好きだから、押入れをクローゼットに変えたほうが便利だし、

お風呂で音楽を聴きながら芥川の小説を読んだりするので追い焚き機能も必須。

 

年月を重ねたからこそ醸し出された「味」を残しつつ、清潔感があって快適。

そんな部屋を目指しました。

 

【外観写真】

 

20年間住んでいた方が引っ越されたタイミングということなので、

つまりは20年間まったくの手付かずだったということ。

これは相当手強いミッションです。

 

 

【Before】

住んでいた方は愛煙家だったようで、壁・天井・床、すべてがかなり茶色く変色していました。

柱にはキズもいっぱいです。

 

「キレイに」というと、大抵は「真っ白に」という意味になりますが、

このお部屋をそういう意味で「キレイに」するには、

何度も塗料を塗るか、すべての壁に新しいクロスを張らなければなりません。

その場合、少しでもやり残しがあれば、そこはただの欠点・欠陥になってしまいます。

 

そこで僕は、パテでキズを埋めたり、上から他の色を塗って隠すのではなく、

キズや飴色をいい感じで残せるように仕上げました。

 

壁も真っ白ではなく、あえて色を加えたニュアンスのある白にすることで、

古びた柱としっくり馴染むように工夫しました。

 

そうすることで、普通なら難点になってしまう柱のキズも壁の色も

「これがいい!」と決め手になる魅力に変わったのです。

 

とはいえ、どんなに第一印象で気に入っていただけても、

水まわりなどの設備面はハイスペックな新型を求めるのが僕の想像する『吉祥寺系女子』。

なので、和式だったトイレは当然ながら洋式に、湯沸かし器やお風呂も使いやすい最新のものに交換です。もちろんお風呂は追い焚き機能つき。

 

【After】

 

 

リフォーム後記

部屋選びの決め手になるのは

① 第一印象

② 高スペックで安全な設備

です。

第一印象で「素敵!」と思ってもらっても、水まわりや電気まわりの設備がダメだと決定には至りません。

2つの点で、この部屋は文句なしの仕上がりになっています。

 

じつは、こちらの物件。

工事がまだ終了していないうちに内覧希望者が現れ(←しかも若い!)、

なんと即決してくださいました!

オーナーさんもびっくりです。

(ここだけの話、これまでは老人の館!?的な物件だったので諦めムードだったんです)

 

部屋に入った瞬間「可愛い!」を連発されたそうです♡

お会いできなかったのが残念ですが、きっとおしゃれな『吉祥寺系女子』に違いない! と

想像しては嬉しくなっている齋藤です♪

 

リフォーム物件:神奈川県横浜市南区新川2丁目  千栄ビル

 

 

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