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【シリーズ:建て替えは必要ない!】VOL.1日本の建て替え文化の常識を変えたい!

2019/11/21/ホムスタBLOG, 未分類

新築の家を買っても30年経ったら建て替える必要がある。

私たちは知らず知らずのうちにそれが常識なんだ、と受け入れてきました。

果たして本当にそうなのでしょうか?この考えに真っ向から異論を唱え日本に新しい住宅文化を根付かせようと挑戦している男、それが横浜ホームスタッフ代表取締役・齋藤功です。

これから何回かにわたり、齋藤代表に建て替えとリフォームについて色々な角度から語ってもらいます。

今回は導入として、日本の建替え事情について聞きました。

♦︎ 家は100年でも200年でも持つように出来ている

「うちはあと何年で建替えればいいでしょうか?」とお客様からよく聞かれます。

「建て替える必要はありません!」私はいつも自信を持ってキッパリと答えています。

メンテナンスをちゃんとすれば、家は何百年でも持ちます。何もしないで放っておいたらダメですよ。家の基礎となる構造体は、そうそう痛むものじゃない。修繕やリフォームを施しながら、そのまま使い続けられるんです。皆さん、壁とか屋根とか見た目が汚れてボロボロになってくるから、なんとなく家そのものがもう古くてダメなんじゃないかと思ってしまう。それはまったくの誤解で、中身はまだまだ何十年、何百年と使い続けられるんですよ。

♦︎ 30年建て替え説は銀行の都合から生まれたトリック

ご存知の方も多いと思いますが、たいていの一軒家は新築で購入してから30年で減価償却し、価値がゼロになる。中古住宅として値段がついているのは、あくまで土地に対してのみ。

おそらく、そのせいだと思うのですが、みなさん築30年以上過ぎたら家は建て替えないと不具合が出てきて危ないんじゃないかと誤解している。30年で価値がなくなるというのは、たいていの方が組んでいるローンが30年くらいで終わるからなんですね。銀行としては、ローンが終わるタイミングで、また新しいローンを組んでもらいたい。だから住み替えなり建て替えなりさせたくてあれこれ仕組んでくるわけです。

30年で価値がなくなるというのは、あくまでお金の価値の問題であって、決して家そのものが物理的に使い物にならなくなるという意味ではありません。

♦︎ カスタム発想を根付かせるために

バイクとかパソコンって自分が使いやすいようにとか、気に入ったデザインにしたいからと、カスタマイズするじゃないですか。それなのに、もっと大きな買い物のはずの家をカスタマイズする文化って、なぜか日本には根付いていない。もちろん建築家と相談しながら、ものすごくオリジナリティあふれる家を最初から建てる人もいますが、ごく少数派ですよね。多くの日本人は、建売住宅を買ってそのまま住み続け、30年経ったらまた住宅メーカーの提案するプランで建て替える。

これからはもっと、住宅もカスタマイズして自分らしく自分仕様で住むのが当たり前の時代が来るはず。そのために、弊社ではハーフリノベーションとかポイントリフォームに力を入れています。フルリフォームだと何百万もかかるので、なかなか…という人でも、数十万あれば可能なポイントリフォームなら気軽にトライできます。それだけで家の機能が格段によくなったり、強度が高まったり、好みのスタイルになったりします。

 

♦︎ 古くなるほど価値が上がるという考え方

考えてみてください。例えば30年前に購入した住宅があるとしましょう。基本的な屋根、壁、床はもちろん備わっていますね。でもそれはあくまで30年前の設備です。30年で住宅関連の建材は驚くほど進歩しています。なので、元々あった床に、高い防音機能が備わった最新の床を重ねて張ったり、元々あった壁により断熱効果の高い最新の壁材をプラスしたらどうでしょう? 単純に考えても、足した方が機能が増しますからスペックが上がったことになりませんか。中古住宅市場で「この家は床が3枚目なのでオススメです」とか「なんとこの家は5枚も床が重ねられてきた歴史のある掘り出し物です」なんて宣伝文句が普通になったら面白いんじゃないかな。

ヨーロッパでは家は古ければ古いほど価値が高かったりするんですが、日本も神社仏閣のような歴史的建造物だけでなく、一般の住宅に対しても「価値を上げるリフォーム」という考え方が普通になる時代が来ると思うんです。

(聞き手・ホムスタHP編集部/花摘)

 

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