ホームスタッフの齋藤功社長が熱量高めに職人という仕事について語るシリーズ。
今回は「職人の仕事ってシンプルなのがいいところ!」というお話です。
これまで「自分がどうして職人になったのか?」とか「ざっくりとした仕事の内容」とか「本物の職人ってどんな人?」という話をしてきましたが、そもそも職人の仕事の何が楽しいのか? という一番伝えたかったことをお話します。
とにかく何かを作ったりする作業が好きな人にはとても向いている仕事だと思う。
新築なら何もないところに建物をつくりあげる楽しさは魅力的だし、
リフォームならお客様の希望のものに作り替えて、
出来上がったら直接「ありがとう」と言ってもらえることが楽しい。
とにかく仕事がシンプル。
現場が遠いときは早起きしたり、帰りが遅くなったりすることもあるけれど
ひとつひとつ違うものづくりの作業をするのって
工場の組み立て作業とは一味違う楽しさがあります。
自分のつくり上げたものが形として残り、
何年も何十年もお客様にとって役立ち続けるなんて、
最高に幸せなことだし楽しいなって思う。
今ごろ〇〇さんは便利に使ってくれてるかなぁ?
欲しがっていたウッドデッキでバーベキューを楽しんでいるのかなあ?
なんて時々思い浮かべたりして。
実際にそういう写真と一緒に感想を送ってくれるお客様も多いよ。
例えば人付き合いの苦手な人で、コツコツとした作業が好きな人にも職人の仕事は向いていると思う。
会社で働く時のような上下関係の難しさや、報告書的な仕事が少ないのもいい。
1人でコツコツ働く。
チームで働く。
色々なスタイルの中から自分に合った仕事を選べるのが職人です。
もちろん期日などはあるけれど、
営業のように毎月のノルマに追われたり、お客様周りをしたり、
多岐にわたる要望や注文の対応のような仕事が少ないのも、
ものづくり職人の良さ。
今、DIYが流行っているのも「自分で作れば安い」という理由以上に
「ものづくりが楽しい」と感じる人が多いからだと思うんです。
ものづくりの技術を極めるのが職人の仕事だけど、
DIYはその楽しさを感じる入口なんじゃないかなって感じています。
この流れは職人として嬉しいな。
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