横浜のリフォーム会社 横浜ホームスタッフ

火災保険はただの「お守り」ではありません！

〜火災しか補償されないという思い込みは捨てましょう〜

住まいを持つほとんどの方が火災保険に加入していると思います。でもせっかく大切なお金を払い続けているのに、残念ながら正しく保険を理解している方は少ないのが現状です。まるで「お守り」のように入っているだけで安心なものと思っていませんか？じつは火災保険は火事だけでなく、もっと広い範囲をカバーしてくれる頼りになる存在。

そもそもホームスタッフがなぜ保険代理店もやっているのか？それは一人でも多くのお客さまの保険に対する誤解を解き、もっと活用してもらいたいと思ったから。普段はなかなかゆっくりとお伝えするチャンスがないので、ここでちょっとお話をさせてもらってもいいですか？

ホームスタッフ代表／齋藤功

火災保険は誰でも遠慮なく請求していいもの

リフォーム屋で保険も取り扱っているところって少ないんじゃないでしょうか。僕にとってはなぜやらないのか不思議です。僕が代理店をやろうと思ったのは、本来ならなんの問題もなく保険でカバーできるのに、わざわざ高いお金を払って工事をしていたり、どうせ保険なんておりないからと修理を諦めていたりするお客さんがあまりにも多かったから。

実際スタッフにも「いやいやウチは安い保険しか入ってないから無理ですよ！」なんてハナから契約内容を調べようとしない人もいました。でもちゃんと内容を調べたら100万円くらいおりたんですよ。火災保険に入っているお宅で、本当に火災しかカバーされない契約内容だったのは今までに１件だけです。

以前は台風や大雪などの災害で、カーポート、テラス、物置、フェンスなどが破損したとご連絡を下さったお客さまに「保険の内容を見せていただけますか？」と聞くと「オタクは保険金詐欺をしようとしているのか？　そんな悪いことの片棒を担ぎたくない」なんて言われたものです。詐欺どころか、ちゃんと補償の範囲になっているのに！　せっかく何十万円も節約できるのに！　とやるせない気持ちになりました。正しい手続きをすれば、正当に補償されるのに。そのやり方を知っていながら、お客さまに伝えないなんて僕にはできない。そう思って代理店になることを決めました。

保険会社に聞きにくいことでもなんでも相談してください。

保険用語ってわざと難しく分かりにくくしている気がしてなりません。最初は僕も全然分からなくて猛勉強しました。比較的簡単な例ですが、「門扉」って書いてあると「うちにはフェンスしかないから補償範囲じゃない」と思ってしまう方もいます。具体的に修繕が必要な箇所を点検しながら補償内容と見比べて「これはカバーされますよ、これはダメですね」と一つ一つ説明して差し上げられることが僕達が代理店をやるメリットです。お客さんも「基本的にできるだけ払いたくないと思っている保険会社には聞きにくい」とおっしゃいます。でも僕たちだったらお客さん側の立場ですから、そんなこと気にせず相談できると思うんです。

それから、ここだけの話だけど。保険会社の人たちは「加入するときのこと」はたくさん勉強しているけど、いざ「事故が起きたときのこと」は正直そんなにわからないみたい。家を買うときにローンを組む銀行の担当者が保険の説明をする場合も多いですね。彼らも同じく保険の知識はあるのかもしれないけれど、その知識が建築とは繋がっていません。それぞれ専門が違いますから当然ですよね。僕たちにとって保険用語が難しいように、彼らにとっても建築用語は難しい。なので、事故や災害で家の修理が必要になったときに現場とのやり取りができないんです。

フルサポートプランをおすすめするワケ

保険は加入するときにも請求するときにも、知識やノウハウが必要です。入るときはなるべく月々の支払いを抑えたいと考えがち。でも、じつは保険は「どれだけ補償の範囲がしっかりしているか」が何よりも大切。各社リーズナブルなお安めプランから、フルサポートの一番高いプランまで色々揃えていますよね。なんとなく真ん中あたりのプランを選んだり、担当者に勧められるままのプランを選んだりしてしまう。

保険はなんのために入るのでしょう？　何かあったときに保険でカバーしてもらうためですよね？　だったらなるべく補償範囲が広いに越したことはありません。何が起きるかわからない時代ですから。ランクを落としても保険料はそれほど変わらないのに、補償内容には雲泥の差が出てしまいます。

たとえば弊社で取り扱っている保険に関して言えば、木造で占有面積が90㎡の住宅ならフルサポートと１つ下のランクのプランを比べると、トータル14,000円ほどしか変わりません。でも補償内容は大きく変わります。どう変わるのか？　保険のパンフレットをいくら読んでもピンとこないかもしれないので、相談していただければ具体的な事例を出して説明して差し上げることもできます。

そしていざ何か起きて保険請求をすることになった場合、請求の仕方で大きく補償額が違ってしまうことが多いのです。状況は同じなのに、書類の書き方ひとつで保険がおりたりおりなかったりということもあります。間違いなく補償範囲なのに、知らなかったせいで全額自腹で修理しなければならないなんて本当にもったいない話です。なんのために長年保険料を納めてきたのか分かりません。

大きな事故や災害が起きる前に、まずは一度気軽に相談して欲しいです。「今こんなのに入っているけどどう思う？」「うちのこの案件は補償範囲になるのかしら？」という感じで全然構いません。おそらくほとんどの方が入り直す必要はなく、プランを少し変えるだけでもかなり内容が良くなると思いますよ。保険料を「安心料だから捨て金でも仕方ない」なんて思わないでくださいね。あなたと家を守るために賢く利用できるものなんですから。