お宅訪問特集!ホームスタッフの設立当初から、ずっとお付き合いいただいている大切なお客様、黒田様のお宅を訪問しました。築28年のお宅ですが、今でもぴっかぴかにメンテナンス。しかも定期的なリフォームによって更に素敵になっています。
ご自宅を本当に愛されているんだなぁ。このお宅をみれば誰もがそう感じるはず。 私たちと、黒田様が一緒に考えてつくってきた、「こだわりリフォーム」の一部をご紹介します!
黒田様は元々カメラマンで、陶器など、工芸品の造詣も深い方。やっぱりクリエイターは違うなぁと感じます。「外壁の色にはこだわった」という黒田様。この色は「黄瀬戸(きぜと)」といわれる茶碗の色をイメージ。 生活の中で、毎日目に入る色が好きな色っていいですよね。
こちらが、実際に黒田さんがお持ちの「黄瀬戸(きぜと)※」のお皿。 高価なものだと思いますが、普段づかいされているんだとか。
※黄瀬戸(きぜと):室町時代末期~桃山時代に美濃 (岐阜県土岐市とその周辺) を中心として焼かれた古陶で,美濃焼の一種。鉄釉によるあたたかい黄色でおおわれているのが特徴。
「お風呂が一番!」という黒田様が選んだお風呂がこちら。そう、檜です。しかも「古代檜※」といわれるかなり上質なもの。お父様と全国を旅行され、広島のとある旅館で一目惚れされたそうです。
その佇まい、香り。日本人なら誰でもテンションあがります。この男のように。(笑)
同じ素材を使用した椅子。石がついていて沈むので半身浴を楽しめます。
換気扇リフォームにもこだわり。「熱交換型」といわれるタイプ。一般的なものよりも、温度が外に逃げにくいのが特徴です。
タイルはクラシカルな「うるみ色」をセレクト。お坊さんが使う椅子や、木魚などで使われる色。渋くて素敵です。
※古代檜とは:台湾の深山・幽谷、標高2000m~2700mの国有林に自生する神木といえるタイワンベニヒ。 樹齢は千年ないし三千年を数える、非常に貴重な超巨木。数千年の歴史を物語る年輪は大変細かく、芳香高く品格ある木肌をもつ。天然ヒノキチオールが多量に含まれる精油のはたらきにより、耐水性や耐久性に富む。
「仕上がりに大満足です。」と太鼓判を頂きました。リビングから玄関まで、まっすぐのびるラインが美しい、バリヤフリー化したフローリングにリフォームしています。黒田さんがお好きな「ビルマチーク※」材を使用しています。
※「ビルマチーク」とは本チークと言われ、インドネシアやマレーシアの植林チークと区別される。アジアが世界に誇る銘木です。 耐久性・耐水性が高くて、古来より豪華客船や高級クルーザーの内装材や甲板材、高級家具等に使用されています。簡単にいいますと…めっちゃいい木です。。(笑)
華麗に愛らしく咲き誇り、人々を魅了する。やっぱり日本人の春といえば桜ですよね。「なるべく早く咲くやつにしてください。」黒田さんからのリクエストで、お庭に「しだれ桜」を植えさせて頂きました。
あっちがいいな、いや、こっちがいい…まだ見ぬ、満開の桜をイメージして、 一番綺麗に見えそうなポイントに植えました。それから3年。いよいよ来年の春、待ちに待った初めての花が咲きます。
葉っぱの色の違いが、成長の証。 一年一年、その成長を見守ってきた黒田様。コレクションされている、お気に入りのぐい呑みを片手に最高のお花見を楽しめるといいですね。その時は、是非、私たちも誘ってください♪
記事:2016年8月17日 ホームスタッフ取材班
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