取材班が到着するやいなや、お気に入りのキッチンの引き出しから扉まで次々と開いては収納テクニックを披露してくださった木ノ内さま。洗剤をシンプルなボトルに入れ替えたり、造り付けの棚にピッタリと収まるラックをとことん探して買い求めたり。妥協しない驚きのテクにリフォームのお話そっちのけで食いつく私たちでしたが、「まだ理想の形じゃないの! もっといい収納方法やグッズが見つかれば替えたい」と、どこまでもエネルギッシュ。元気の秘訣は、飽くなき探究心と好奇心! そんな奥様の想いが詰まったリフォーム事例です。
編集部:弊社を知ったきっかけはお友だちからの紹介だったとか。
木ノ内さん:10年以上前に別の会社でこの部屋をリフォームした際に、もともとあった階段の場所を移動できないかって相談したの。そうしたら無理ですって言われて。
「そうよねぇ。無理よねえ」って諦めました。…というのは嘘で、諦められなかったんです。ず〜っと。それをホームスタッフさんでリフォームしたことのある友だちに話したらダメもとで相談してみなさいよって勧められて。
編集部:そうだったんですか〜。元あった階段を新しく作り直し、踊り場を潰してドアの場所も移動させ、リビングを広くしたんですね。まるで最初からこういう間取りだったように違和感がありません。
木ノ内さん:うちはリビングがなくて、子供や孫が集まるのも私がミシンをかけるのも、全部この部屋だから。広くなってとっても居心地が良くなったわ。
編集部:今回のリフォームは、他にどんなところがポイントですか?
木ノ内さん:なんといってもキッチンの窓よね。この場所には吊り戸棚があったのでもっと小さな窓でした。もう年齢的に吊り戸棚は手が届かず不便なので、それを取り払って大きな窓をつけてもらいました。そうしたらこんなにキッチンが明るくなって。大満足です♪
齋藤:木ノ内さんは、リフォーム後の完成図が最初から頭に描けている方なんです。だから僕たちにも伝わりやすい。やりたいことが明確だし。
編集部:木ノ内さんの頭の中にあった完成図通りに仕上がりましたか?
木ノ内さん:キッチンはもう思った通り! 階段のほうは私の想像を超える出来上がりでしたよ。もともとあった古い壁板をうまく再利用してくれたり、階段のきしみを調整してくれたり、ドアの付け方を社長と職人さんで何度も検討して危険のないようにしてくれたり。私も妥協しない人間だけど(笑)、ホームスタッフの皆さんも負けてないわね!
編集部:キッチンはどんなところにこだわりましたか?
木ノ内さん:中央の作業スペースを広くしてもらいました。うちは料理を全て夫がやってくれるの。だから「どうするのが使いやすい?」って聞いて。以前は流し横の右端のスペースが広かったんです。夫は料理番組みたいに、最初にすりおろした生姜など使う材料を全部計量して小さな器に入れて並べておくんです。だからこのスペースはすごく便利みたい。
それから壁も含めて真っ白に統一したことかしら。白いと汚れが目立つのでマメに掃除するでしょう? それに、人間はいろんな色をあちこちに使いたがるけど結局最後はやっぱり白!
編集部:格言いただきました(笑)。
編集部:ところで、以前他社でリフォームをされたとおっしゃっていましたが、ホームスタッフが他とは違う点などはございましたか?
木ノ内さん:あるわよ! 一番驚いたのは、1人の職人さんがなんでもできちゃうこと。今回広げてもらったスペースに電子レンジやトースターを置きかったのに、近くに電源がなくて。電気屋さんに作ってもらえるよう頼めるかしら? って相談したら。それまで別の作業をしていた職人さんが、できますよ僕がやりますからって。普通は、大工さん、内装屋さん、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さん、みんな別々の人が来るでしょう? でもホムスタの職人さんは全部できちゃうのよ! それってすごいことよ。
齋藤:それはうちの特徴です。多能工職人というのですが、全体を把握しているからこそお客さまのご要望に迅速に的確に対応できるんです。
編集部:なるほど。普通ではないんですね(慣れてしまって気づきませんでした)。
他には何かありますか?
木ノ内さん:臨機応変なところね。状況や環境を最大限に活かしてくれたり、お客の立場に立って考えてくれるところです。資材を無駄にしないとか、工期がなるべく短くなるようにとか。
そういうことは一見儲からないように感じるけど、そんなことないのよ。どんな仕事も口コミで広がっていくでしょう? ホムスタさんはひとつひとつの仕事が丁寧で親切。それを見ていたら、自然と誰かに熱く語りたくなってしまうもの!(笑)
編集部:そうですね! 木ノ内さんの溢れる喜びや嬉しさがダイレクトに伝わってきます。お話を聞いた方は、ホムスタに興味を持ってくださると思います。ありがとうございます!
木ノ内さん:こんなに思い通りにリフォームしてもらえて、いつ死んでもいいくらいの喜びよ!!!
もう歳だから…ってリフォームを諦めるのはもったいない。
私の理想のキッチンはまだまだ完成ではないのよ。
木ノ内さん:じつはね、夫は「もうこんな歳だし今さらリフォームしなくていいよ。キッチンを使うのは俺なんだからこのままでいい」って反対だったんです。それを3ヶ月かけて説得したのよ!
編集部:え!? よく説得できましたね! 何が決め手だったのでしょう?
木ノ内さん:私が死んだら火葬場に直送でいいからって(笑)。お葬式はしないで、その分のお金でリフォームしようって。
編集部:奥様がそこまでおっしゃったら…確かに説得力ありますね。
木ノ内さん:夫はね、子どもが小さい頃は毎晩遅くまで会社勤めで忙しく、子育てをまったくできなかったの。だから今はお母さん(私)に美味しいものを作ってあげたいんですって。
毎朝豪華なサラダを用意してくれるのですが、ピーラーで丁寧に処理したセロリと新玉ねぎに、ブロッコリーとトマト。前日に卵も茹でておいて。私は起きたらパンとコーヒーとヨーグルトを用意するだけなの。
編集部:ホテルの朝食みたい! ご主人の愛ですねえ。。。そこまで大好きな奥様が「火葬場に直送でいい」って言うんだから、そりゃリフォームしないわけない(笑)。
ところで奥様は今もお仕事をされているんですか?
木ノ内さん:28年間クリーニング店の受付をやっています。本当は65歳で退職なのに、ずいぶん過ぎているわね。
編集部:28年! 大ベテラン。それはお店も離したくないですよね。辞めたいな〜と思ったことはないんですか?
木ノ内さん:28年間一度もないわ。
編集部:え! (自分を顧みて反省)
その前向きなパワーの源は一体なんでしょう? 教えてください!
木ノ内さん:買い物が大好きだからかしら? デパートごと欲しいくらい(笑)
部屋の整理整頓ももっと進化させたいし、器も季節ごとに変えたいし、孫の服も買ってあげたいし。いつも買いたいものが頭にあって、そのイメージにぴったりのものを探しにいくのが楽しいんです。「私がデパートに行かなくなったらそろそろ危ないわよ」って夫には言ってるの。
齋藤:確かに。ショールームにお連れした時も「帰りは途中で降ろして! デパートに寄りたいから」って(笑)。そんなお客さん今のところ木ノ内さんだけ。
とにかくパワフルな木ノ内さん。ここまでリフォームの喜びを嬉しそうに言葉と態度で表現してくださる方はなかなかいません。訪問した私たちのほうこそ幸せをお裾分けしていただきました。「恥ずかしいから」とご主人とはお目にかかれませんでしたが、奥様のお話と玄関先の大切に育てられた盆栽やお花から、穏やかで優しそうなお人柄を想像することができました。
一般的には嫌がられてしまいそうな複雑な施工も、ぜひ諦めずにご相談ください。ホームスタッフの経験と技術(と真心)を総動員し、理想の住まいを創るお手伝いをさせていただきます!
有限会社 横浜ホームスタッフ
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